オーストラリアテニス留学体験記録~その10。頭の中身が英語に切り替わってくる頃だが、辛い別れの時が近づいてくる。

プロのテニスコーチ

シドニーも残り二日!

スケジュールも残り2日となってしまった。

今回は仕事の合間でありとても短い日程だったが、十分に充実した毎日を過ごせている。英語も自然と出るようになってきていて、本当ならばこれからが本格的な留学になるであろう。

12時にひろ子さんと待ち合わせ、タイ料理のお店でテイクアウト。名前は分からないがチキンのチリソースだ。料理はしかしどこ行ってもボリュームがある。日本では肉なんて少ししか入ってないけど、こちらはがっつりと山盛りだ。ランチを終え、最後のお土産散策にマーケットシティービルへ。結構ゆっくりと見て回り、子供たちにはカンガルーのリュックとかわいいポーチを購入。喜んでくれるかなあ。。

短い滞在期間中、何度も来ている。どんだけ行ってるねん!って突っ込みのコメントをもらえたら嬉しい。資金も残り50ドルだ。今回はワニとかカンガルーのステーキを食べてないなあ、と考えながら、テニスコートへと向かった。

午後のレッスン

午後はマークコーチとのレッスンだ。バックボレー、バックのスライスを練習し、クセを直してもらう。バックボレーは苦手で、どうしても手が先に出て行ってしまう。また、打った後にラケットが下がってしまうことも指摘された。頭ではわかっているのに、どうしても上手くできない。こういう場合は徹底的な反復練習をして体に覚えこませるしかない。スライスは褒められ、あとは使いどころやコース、ストロークと同じようにバリエーションを増やしていく事だ。試合でも積極的、戦略的に使っていきたい。コーチのアドバイスもビデオに収め、帰ってからゆっくり見直していこう。

レッスンのあとは大学生のベルマーと試合を行うこととなった。

最初はリードしていたが、疲れと、レッスンで腕がパンパンで振り上げることが出来ず、6-2、6-1で負けてしまった。ベルマーは最初からトップギアで臨んできた。なんだかライバル心を燃やされた感じだが楽しい。こちらもコンディションの良いときに是非またリベンジをしたいところである。外国人と対戦するのは、勝っても負けても気持ちがいい。試合はお互いに真剣。絶対にあきらめない。試合が終わればお互いを称え合い、すぐに友達になれる。試合後休憩しながら談笑し、時間もすこし余ったので、タイブレークをやることにした。タイブレーク戦は二つとも自分が勝利した。股打ちも決めたし、彼の記憶にも残ったであろう。またいつかリベンジしに行きたい。

ソーシャルレッスン

一時間ほど休憩し、夕方からはソーシャルメンバーのレッスンに参加した。レベルは中上級クラスで、マックス君も参加していて皆でワイワイと楽しかった。レベル的にも丁度よく、疲れた体をほぐすには心地よいレベルの練習だった。終わった後は皆で夜ご飯を食べにパブ?へ行った。色々おしゃべりもし仲良くなれたのに、やっと楽しくなってきたのに、もう明日はお別れである。10年前も皆との別れは辛かったが、今回も込み上げるものがある。沢山お世話になったし、沢山テニスを一緒に楽しみ、同じ時を過ごした仲間である。忘れられるわけがない。
日本では色々あるけど、やっぱり来てよかった。さて、最後の一日、頑張ろう。