テニスの大会で勝ち進んでいくと足が痙攣してしまい、自分のテニスができなくなってしまうといった経験はありませんか? 足の痙攣はコートカバーリングだけでなく、ショットの精度にも大きく影響してしまいますよね。 私自身も試合に勝ち進み、4~5試合目に入ると両足が痙攣し始めてしまい、力を出し切れないまま試合に負けてしまい悔しい思いを経験したことがあります。 今回はそんな悔しい「痙攣」の原因と効果的な防止方法についてご紹介します!
痙攣の原因
試合中の痙攣の原因は大きく分けて3つの考えられます。
- 発汗による脱水症状
- 発汗に伴うミネラル不足
- 極度の疲労
試合中に大量の汗をかくことにより、筋肉の収縮に必要な水分とミネラルが急速に失われてしまい、異常収縮(痙攣)を起こしてしまうのですね。運動中に水ではなく、スポーツドリンクを飲むことは、ミネラル不足による痙攣を防ぐ意味でも非常に大切です。そして、痙攣を甘く見てはいけません。無理をすればもっとつらい肉離れを起こすことにつながってしまいます。大きな怪我につながりかねない痙攣対策はしっかりと行っていきたいところですね。
痙攣の予防方法
痙攣の主な原因が脱水症状とミネラル不足ということが分かりました。ですので、試合中のスポーツドリンクによる水分補給はもちろん大切です。ただ試合中にきちんと水分補給をしていても、足が痙攣してしまうこともありますよね?もちろん私もしっかりと水分補給をしていましたが、それでも足が痙攣してしまうことがあります。 もう一つの予防方法としては、前日の飲酒や当日のカフェイン摂取を控えることが挙げられます。利尿作用があるものをできる限りさけることで痙攣を防ぐことができます。
痙攣対策の漢方薬
様々な痙攣対策をしても、どうしても足がつってしまう。困り果てていた私がたどりついたのが「芍薬甘草湯」という「足のつり」に使われる漢方薬です。芍薬甘草当湯には足の痙攣を鎮めたり、痛みを和らげる、炎症を取り除くといった効果が期待できます。一般的に漢方薬は効果がマイルドな印象があると思いますが、「芍薬甘草湯」は即効性があるため、危ないなと思ったら服薬することで痙攣を防ぐことができます。 ただし「芍薬甘草湯」は痙攣を根本的に改善しているわけではなく、あくまでも一時しのぎの薬です。きちんと準備運動・ストレッチをした上で、適切な水分補給をすることが重要です。また、医薬品のため、医師や薬剤師に相談の上、適正に服薬することをおすすめします。
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