テニスをプレーされる際に、プレー頻度やトレーニング強度が上がってくると様々な怪我が発生したりします。しっかりとした知識の下にケアやリハビリテーションを行う必要がありますので、それぞれをご紹介していきます。
テニスで一番多い故障
まずは、テニスをプレーしてる際によく発生するのが、テニス肘と言われる上腕骨外側上顆炎と言われるケガです。これは、バックハンド等にて手首を使って返していたり、スイートスポットを外したりしていると、手首から肘にかけてある筋肉に負担が掛かりすぎてしまい炎症を起こすものを言います。最初は中指を上に上げたり、手首を上に上げたりすると肘の外側に地味な痛みが生じます。段々と症状が酷くなってくると、じっとしていても痛みが出るようになり、それでも我慢してプレーをしていると最悪は剥離骨折を起こしてしまうこともあります。ですので、早めに医療機関を受診されたり、プレー後にアイシングで炎症を抑えたりすることも大切になります。
故障時の対応方法
アイシングは氷のうに氷を入れて頂き、痛みがある患部に10分~15分程あてがいます。 冷却刺激に弱い方は、タオルなどを当てていただきその上から冷やすことをオススメします。中には保冷剤を当てる方もおりますが、保冷剤では一点しか冷えない為、凍傷する恐れがあるので注意が必要となります。その他では、治療院等で電気を当てたり、マッサージを受けたり、ストレッチをしたり、テーピングやサポーターを装着して患部に加わる負荷を軽減させる方法もあります。
自宅で出来る方法は、先ほど述べたアイシングもですが、浴槽の中で暖めながら手首を下にして(幽霊のポーズ)腕の筋肉を伸ばすのも良い方法の一つです。ストレッチは大体20~30秒を2~3セット繰り返して行うと効果的です。ただストレッチした際に強い痛みを伴う場合は早めに医療機関を受診して正しい対処法を受けてください。
また、リハビリテーションとしては、雑巾絞りや米を研ぐ動作は効率的なので実施しても良いと思います。回数としては最初は10回くらいを目安に行うと良いと思います。 ちょっとしたケア等でケガの予防は出来たりするので、ご自身で行ってみるのも良いと思います。ただあまり痛みが長引くようなら、早めに整形外科やスポーツの治療を得意とする接骨院、鍼灸院等を受診してください。
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