テニスサークルの探し方。社会人にとっては結構悩む問題なんじゃないかと思いましてこちらにその解決策をいくつか提供したいと思います。サークルの傾向も合わせてご紹介してみたいと思います。自分に合ったサークルを探して、居心地よくテニスが出来る場所を見つけたいですよね。
社会人のためのテニスサークル探し方
まずは単純に、テニスサークルを紹介している統括的なサイトから探す方法があります。
主なサイトとしては、テニス365、スポーツやろうよ!、の二つになります。通える地域を選択してどんなサークルがあるかを確認してみましょう。サークルごとに、受け入れ条件を表明していることが多いですので、ご自身のレベルに合ったサークルを検討してみてください。
基本的にはこちらのサイトから気になるサークルを見つけてコンタクトを取っていく流れになるかと思います。
テニススクールから情報を得る
次に、地元のテニススクールやテニス教室に参加し、そこからいろいろな情報を得て関係者さんから紹介してもらう方法があります。テニススクールに通っている方は、地元のサークルに所属している方も多くいらっしゃいますので、仲良くなった会員さんに紹介してもらうこともあります。技術向上のためにスクールに通いながら気長にサークルを探す方法となります。初心者さんや経験の少ない方はこちらの方法をおすすめいたします。
テニスサークル探しにおけるマナー
さて、テニスサークルはテニススクールではありません。なぜこういうことを言わせていただくかといいますと、サークルは基本的に商業的な団体ではないからです。テニススクールは定義として、商売としてお金をもらってお客様を楽しませてくれる場所です。なので、テニスサークルにテニススクールのような待遇を求めてはいけません。そして、テニスサークルの主催者様は多くの時間を使って活動を支えています。そのことをまずしっかりと理解しないことには良いサークルと巡り合うことはないと考えてください。お問合せのメールは丁寧に、連絡はマメに行いましょう。主催者様としては、来るのか来ないのかわからない人に中途半端に居られることがストレスになってしまいます。関わりは丁寧に心がけることと、意思表示をしっかり行うことを心がけてください。
テニスサークルの分類と傾向
テニスサークルと言っても、名称があって活動されている団体もあれば、仲良し同士の集まりで単純にテニスを楽しんでいるところもあります。そのような団体の傾向についていくつか紹介したいと思います。
仲良し同士の集まり
たとえば、部活動を卒業した仲間同士の集まりとか、テニススクールで知り合った人同士の集まりとか、特に団体としての定義や目的もなく単純に集まってテニスをしている。そのような集団の傾向としては、メンバーさんがそれぞれテニスができなくなる事情によってメンバーが減っていき、最終的には霧散する傾向があります。このような集まりからちゃんとしたサークルに発展する団体もあれば、簡単に無くなってしまう団体もあります。
テニスサークルとして体を成している団体
テニスサークル名称があり、サークル活動を通じて充実したテニスライフを送っている団体。一般的には地元の草大会にも出場し、テニスの試合をメインとした活動をされていることが多い。基本的にはこのようなサークル団体に所属することが一番充実したテニスライフを送れる可能性が高いです。サークルも千差万別十人十色、老若男女さまざまですので、ご自身に合った団体を探す必要があります。
「テニスサークル」の傾向としては、ホームページがしっかり作り込まれている団体は信頼性がとても高い(当たり前ですよね)。ゲームをメインにしているため、初心者さんはなかなか入りにくい。サークル全体のレベルが低いと技術向上が見込めない。変な人が入った途端にガタガタになる。初心者さんに球出しなどのレッスンをしてくれるサークルは非常に少ない。このような傾向となっております。
レベルの高い個人練習
競技志向の方は特定のペアと個人的に少人数で練習を行っている場合が多いです。所属団体に関係なく、レベルの高い人同士で練習したほうが都合がよいからです。それぞれ特定のサークル団体に所属していることは多いですが、目的は試合に出るのに都合がよく、面倒な団体登録などもサークルがやってくれるからということがあります。サークルとしてはメチャ強メンバーが所属してくれることはプラス作用でもあるわけで、名声を高めてもらえるメリットにもなります。しかし、レベルの高い人たちにとっては団体の練習に参加しない傾向にあり、存在意味に疑問を持たざるを得ない方も多くいらっしゃいます。しかし中には所属団体に対しても、コーチングを行ったり球出しをしてあげたり、チームに貢献してくれる上級者ももちろんいらっしゃいますので、そのような存在がいるサークルは大変貴重です。
理想的な社会人テニスサークルを考えてみた
これは我儘な理想ですが、サークルとして充実した団体の定義を提示したいと思います。
- ホームページがしっかりしている
- 初心者さんにも球出しやコーチングをしてくれる
- 上級者さんが多く下位レベルに対しても面倒見がよい
- サークル規約がしっかりと明記されている
これらが充実している団体はとても強いです。
理想的な社会人テニスサークルが無い場合
作っちゃいましょう!
簡単に言ってますが、悩むより始めてしまったほうが気が楽ですよ。最初は仲間作りからでいいんです。最初からしっかりとしたサークルを始める必要はありません。テニスオフネットなどを活用して、一緒にサークルを作り上げる仲間を見つけることもひとつの方法です。
テニスサークル運営歴20年の私が思うのは、主催する側参加する側、双方が理想を押し付け合わないことかなと思います。