テニスをしていて腰が痛くなることってありますよね。無理な体勢からのカウンターショットを打つとき、サーブを打つとき、長時間の座った姿勢、寝相が悪かった時、重たいものを持ち上げようとしたとき。テニスに関わらず日常の中でも腰痛のきっかけとなることはたくさんあると思います。今回は、腰を痛めてしまった人に少しでも早く楽になってもらいたいと思い、腰痛に関する記事を書いてみました。
私は幸いにも大きな腰の怪我というものは経験しておりません。これ以上はやばいなって思ったことは何度かあります。そして、私は無理をしなかったことと適切なストレッチのおかげで腰痛が悪化することなくテニスを楽しめているのだと思います。ではまいりましょう。
テニスで腰を痛めてしまったら
まずはそのままプレーを継続することはあきらめ、試合中であれば棄権を申し入れましょう。
怪我の事実を受け入れて素直に対処する勇気も必要です。無理して続けても何もいいことはありません。変なプライドは捨てましょう。
捻挫のときと同じ応急処置になりますが、まずは安静に腰に負荷のかからない態勢で、痛めたところをアイシングします。自力で歩ける場合は痛みが和らいだらすぐに整形外科に行きましょう。歩けない場合は誰かに連れて行ってもらうしかありません。
腰痛改善のストレッチ
現代は座りっぱなしで作業する機会も多く、慢性的な腰痛を抱えていらっしゃる方も多いです。そのような状態でテニスをしていると、本格的な腰痛につながってしまうことも懸念されます。普段からできるストレッチで、腰痛を改善していきましょう。身体の硬さがどこの部分に出ているかで行うストレッチも異なってきます。
太ももの前に出ている場合では、お腹から太ももの前にある腸腰筋(ちょうようきん)や大腿直筋(だいたいちょっきん)のストレッチを、太ももの後ろや、お尻に出ている場合ではハムストリングス、大殿筋(だいでんきん)といった筋肉をゆっくり伸ばします。
他にも、お尻が後ろに出ているような姿勢(でっちり)では太ももの前の筋肉が硬く、お腹の筋肉が弱くなっているケースが多いので、伸ばす部分と鍛える部分と分ける必要がありますし、逆に猫背のような姿勢ではお腹の筋肉や腰の筋肉、お尻、太もも裏の筋肉を伸ばし、肩甲骨周りや背筋を鍛えたりします。
ここの部分は個人差があり、専門的な要素も必要になってきますので、スポーツの怪我を専門とする整形外科や接骨院等で適切なアドバイスを受けてください。また、YouTubeにも様々なストレッチ動画があるので、ご自身に合うと感じたストレッチを実施してみるのも良い方法です。
腰痛対策
腰痛になってしまったら日常生活にも支障をきたします。そんなときはサポート帯を使いましょう。
また、体幹を鍛えるトレーニングも効果的です。
ぜひ効果的なストレッチやトレーニングを取り入れて、腰痛の防止、回復に役立ててください。