オーストラリアテニス留学体験記録~その11。充実感100%で帰路に。神様はもう一つプレゼントを用意していたみたい。

最終日の日もハードトレーニング

今日も良い天気だ。早朝からビタリーコーチとのプライベートレッスンをこなした。ストロークの打ち合いが主な内容だった。
これまでの練習を反復し、様々な球種を使い分けたラリーを中心に行った。コースの深いところに攻められると、こちらの球が甘くなってしまう。攻められても冷静に的確なコースに返せるようになることが課題である。コーチは滅多にスーパーショットを打ち込んでこない。しっかりとスピンのかかった球をいろいろなところへ打ってくる。ポジショニング、コース、フットワーク。確実に違う異次元のテニス。最後にプロの洗礼を十分に受け、お別れとなった。

一度ホームに戻り、荷物をまとめてマックス君ともお別れをした。再びテニスコートに戻り、午後からマークコーチとの最後のプライベートレッスン。ストロークを徹底的に打ち込み、脱力系ショットを会得した。久しぶりの上の次元の打球感。求めているのはこれだ。

まだまだマスターするのは出来ていない。日本に帰ったらその練習環境を作りたい。

JOMさんとシングルス

最後にスタッフのJOMさんとシングルスを行った。シドニー最後の試合である。JOMさんも普通に強かった。
これまでのレッスンを意識し、様々な球種とコースでラリー。サーブもいい感じに決まって、なんとか6-4で勝利することが出来た。最後に記念撮影をしてお別れ。

ジェンセンズとお別れ

あっという間の留学だったなあ。留学というか、今回は半分旅行と食べ歩きだろ、って突っ込まれそうですが;。

まあ、そんな気ままなプランをアレンジしてもらえたのも、すべてひろ子さんのおかげです。マークコーチは実は引退前ということで、10年前に初めてお世話になったコーチと、こうして再会でき、指導をしてもらえるなんて夢のようでした。ひろ子さんはこのあとロックスでのジュニア達のコーチのためお別れし、自分は最後の観光をしにシティーへと向かった。

ロックスはハーバーブリッジの近くなので、ダーリングハーバー方面からブラブラと、余韻を楽しみながら最後のシドニーを感じていた。ダーリングハーバーから北上し、ハーバーブリッジの裏側まで歩き、最後にサーキュラーキーを一望してテニスコートへ。気付かないうちに相当な距離を歩いていた。もう足がヘトヘト。

シドニー空港

空港へ着くと、一緒にケバブのご飯を食べ、最後まで本当に美味しい旅でした。って違うか。

短い間でしたが、ひろ子さんには感謝してもしきれないくらい、沢山の思い出と充実した時間を作って下さいました。本当に、貴方が居てくれてありがとう。心から感謝できる人が居る、って凄いことです。今は家族もあり、子供たちの成長を見守る義務がありますから、静かに力を溜め、確実な一歩を重ねていきたいと思います。ひろ子さんのようなカッコイイ生き方に触れ合えて、本当に幸せだと感じます。

今度は、子供たちと一緒に行きたいと願います。

別れを惜しみながらそろそろ帰国の時がやってきました。フライトスケジュールのボードを確認していると、+0700 Lated って書いてあり、???。

何だか嫌な予感が。レイトで7:00発?遅れ?カウンターに確認に行くと、どうやら台風の影響により、飛行機が遅れ、朝の出発となるようです。まさか最後にこんなオチがあるとは。