オーストラリアテニス留学体験記録~その7。今回は早くも折り返し。現地人とテニスマッチを楽しんで、観光も満喫。

ダーリングハーバー

旅も折り返し地点

今日はCity2surfというマラソンイベントの日で、交通も混雑が予想された。City2surfは、シティーからボンダイビーチまでを走る長距離マラソンイベントだ。本当は参加する予定だったが、コンディションを考慮してプランから外しておいた。

朝は早めに出発し、クラブハウスでシャワーを浴びた。近くのカフェで軽く朝食をとり、ミニトーナメントへ参加した。第一試合はジョシュという人で、今回のNo1シード。最初、2-2でリードしたのだが、そこからミス連発で負けてしまった。というのも、中指の絆創膏がすべり、ラケットがうまく握れなかったのである。うまくショットがアジャストできず。ちゃんとやれていれば勝てたかもしれない。コンディションが悪い中でもやれることはやったが、相手のほうが確実にポイントを取っていった。だがしかし、バックのストレートでパッシングショットを決め、またロブを抜かれたときに股打ちを決めてやったので、試合には負けてしまったがジョシュの記憶には残っただろう。またやりたいなあ、と試合後ジョシュと話し、記念撮影した。

第二試合はタイ人の若者。若さゆえ早いショットで打ち込んでくる。しかしミスも多く、こちらがラリーを制していた。4-0とリードしたところで相手は戦法を変えてきた。スピン系のつなぎに徹して守りのスタイルに変えてきたのである。攻めのショットは絆創膏のせいでアジャストできず、4-3と追いつかれそうになったが、コースを打ち分けボレーに出てポイントを重ね、6-3で勝った。スピン系でつないでくる相手は苦手である。

第三試合は中国人のおじさん。ミスはしないテニスだが、強いボールは打ってこない。前後左右に走らせ、難なく6-0で勝利。

第四試合は日本人の女性。ストロークもしっかりと打ってくるし、サーブも早い。ジョシュと同じくらい強かったが、こちらも体が慣れてきてコンディションも整ってきていた。ビタリーコーチに教わったように、様々な球種を打ち分け、始終ペースを握らせず、6-0で勝利した。

シドニーの人たちは皆シングルスが好きだ。そして、勝っても負けても相手を称え、とっても楽しそうである。国籍も豊かだし、年齢層も様々である。そして、みな平等であると感じる。というのは、人との違いに優劣を考えることなく、「上から目線」な人は滅多にいないのである。テニスは本来、これでいいのだ。「競技」は真剣にやるプロの世界である。一般人は「楽しく」「試合」を楽しむべきものである。下手なテニスで相手を負かし、マウントを取るような人とは一緒にテニスをしたくない。

午後はダーリングハーバーへ

試合も楽しめ、午後はダーリングハーバー方面へお昼ご飯を求めてさまよった。さまよった挙句、フィッシュアンドチップスのお店へ。メニューが多く、注文に戸惑ったが、ここのフィッシュアンドチップスも美味しかった。

帰りはマーケットシティービルへお土産を見に立ち寄った。あれ、昨日にロックスで見たお土産品が3ドルで売ってる。(ロックスは6ドルだったなあ。偽物??もしかしてここから仕入れてるの??謎は深まるばかりである。)

ホームパーティー

ホームへと戻り、マックス君とゲームをしてくつろいだ。和気あいあいと楽しいひと時を過ごした。夜はひろ子さんの仲間達が集まり、ホームパーティーで歓迎してくれた。イタリアンシェフのYUTAKAさんが料理を作ってきてくれて、皆たのしく飲みながら準備していた。パーティーでは男性が料理を作るのがスタイルである。楽しい、そして最高に美味しい料理で本当に癒された。元気も出てきた。あとは皆で卓球したり談笑したりしながら楽しいひと時を過ごした。