初日からハードトレーニング
なつかしい風景。変わった場所。変わらない建物。アルフレッドパークを歩いていると、懐かしさで感動する。ジェンセンズのテニスコートは綺麗なブルーのハードコートに変わっていた。
オーナーのパトリックも居て、沢山お話したかったけど、沢山伝えたいことがあったけど、英語が出てこない。勉強してこれなかったのが悔やまれる。でも、また会えて本当に嬉しかった。コーチと挨拶し、さっそくレッスンへ。(シドニーに到着した当日である)
10年前にお世話になったマークコーチとまた再会できるなんて夢のようだった。コーチは日本語を話せるので安心だ。
さっそくバックハンドの練習。打つ時のクセをさっそく修正された。腕が下がってラケットヘッドが下向きになってしまう。テイクバックはコンパクトに下から。握り方と体の開きを修正して早速打ってみる。気持ちがいいくらい良い球が打てる。気付かなかったことを的確にアドバイスされるだけでこんなにも変化がある。本当にうまいコーチに教わるのは良い事だ。そして、シンプルである。
サーブも練習。まずはスタンスの取り方、そしてボディーバランス。まずはフットフォールトしないようにすることから。具体的に教わり、体の使い方は理解していたが、なかなかクセを直すのも難しい。
打ち方の基礎をみっちりと、約2時間レッスンを行った。本場のコーチは、プロのサーキットを回っているような人たちである。ひとつひとつの質が日本とは比べ物にならない。
夕方のキッズテニスへ
レッスンが終わって、ひろ子さんのキッズテニスまで、少しの間シティーを歩いた。シドニー市をおもいきり感じ取って、遠くまで来たなあ。。としみじみ。
バスでハーバーブリッジの近くまで移動。夕方4時からキッズテニスの上級者クラスにゲスト参加させてもらった。
レッスンが終わって、ひろ子さんのキッズテニスまで、少しの間シティーを歩いた。シドニー市をおもいきり感じ取って、遠くまで来たなあ。。としみじみ。
バスでハーバーブリッジの近くまで移動。夕方4時からキッズテニスの上級者クラスにゲスト参加させてもらった。
子供たちは皆結構上手で、中の一人は試合をしたら負けそうだ。
ロックスでのテニスは、貧困層のキッズが中心で、テニスをやることで不良になることを抑止している活動である。めぐまれない境遇の子供であっても、分け隔てなく同じコートでボールを追いかけ、楽しみとする環境があるってことは素晴らしいことではないか。そんなハートフルな活動に感動し、テニスの魅力も再発見した。
前半の上級者レッスンが終わり、後半はレッスン風景をビデオに収めたり、周辺のロックスエリアを散策した。のどが渇いていたので飲み物を求めてさまよったが、ここは日本ではない。自販機など当然あるわけもなく、ハーバーブリッジ近くまで歩いたがとうとう飲み物にはありつけなかった。こんな夜に一人でぶらぶらしているのも危ない。シドニーは治安が良いといえども、ここは銃社会でもある。危険を感じたらすぐに逃げよう。
オパールを購入
ひろ子さんのレッスンも終わり、一緒にシドニー中心部にある知人のオパール店へ。
オーストラリアはオパールでも有名で、オパールは自分の誕生石でもある。渡航前にオパールの購入をリクエストしていたので、アレンジしてくれた。 オパールを語ると長いので、別の記事でオパールについてまとめようと思う。
いろいろなオパールを品定めしながら、その中の一つ、ボルダ―オパールをチョイス。ボルダ―オパールは、岩石状のかけらで、一部がオパールになっているものである。丸く綺麗に加工されたものではなく、ボルダ―オパールが良いのだ。青と緑のとても綺麗な一つを選んだ。800ドルも使ってしまった。シドニーに来る目的でもあったし、まあ良しとしよう。
帰りもバスで
帰りはセントラルからバスでホームステイ先へ。運転手さんにフェーンストリートは行くか尋ね、バスに乗り込む。アジア系のジャンキーが居て怖かったが、次のバス停で運転手さんに強制的に降ろされていた。フェーンストリートへ着くと、親切にここだよ、と教えてくれた。シドニーのバスの運ちゃんは頼りになるぜ。そういえば、以前も、バスの運転手さんのフリーダムっぷりにはカルチャーショックを受けたなあと思いだした。
歌いながら運転しているおばあちゃん運転手とか、とても衝撃的だった。確か、バスの運転手はあこがれの職業だと聞いた気がする。真っ暗なフェーンストリートを、勘を頼りにホームを目指し、無事に到着することができた。
ホームステイ先のオーナーがいて、挨拶し、色々とおしゃべりしながら、息子のマックス君が作ってくれたパスタを頂いた。とっても美味しかった。少しの間談笑し、シャワーを浴びて荷物を整理し、疲れていたのですぐに眠りに落ちてしまった。初日から大冒険である。本当に濃密な一日を過ごした。
今回はお盆休みを利用しての留学だったので、ちょうどオーストラリアは真冬である。しかしながら、オーストラリアの冬を甘く見ておりました。こんなにも寒いなんて。数枚持って行ったヒートテックがフル活躍だったのは言うまでもない。そんな真冬のシドニーも経験できたことはとても貴重だった。